鉄心は概ね「電磁鋼板コイル」→「打ち抜き」→「積層」(ヨーク・鉄心脚の作成)→「組立」の順で作られます。
積層は、5枚の鋼板を交互に10mmずつずらし、客先指定の厚さまで積み重ねて、ヨークと鉄心脚を作ります。
その後の組立は、積層した鉄心脚に巻線を入れ、ヨークを差し込みます。
最近は渦電流損を低減するために薄手材が使われるので、このように所定の厚さまで積層して鉄心を作る作業は、非常に手間がかかります。
そこで、最近では、この「打ち抜き」→「積層」(ヨーク・鉄心脚の作成)→「組立」を自動で行う装置が開発されているようです。